「君の名は。」についての思考整理
どうもやさせかです。
アニメ映画観るときは、メタ的に観る癖がついてしまってるんですが、思考の整理がてら書きます。ぶっちゃけメタ的の意味正しいかわかってないですけど、物語上の必要性を考えちゃうんですよ。
今更ですが「君の名は。」についてです。
映画の内容については「観てください」ってことでお願いしますね。
ざっくり、ボーイミーツガール×街を救うですよね。
東京に住む風景画が上手くて建築?街づくり?とかに興味がある瀧君(CV:神木隆之介さん、三葉in瀧の演技が可愛い過ぎる)が、糸森町に住む不思議な力を持つ宮水の血を引く三葉ちゃんと入れ替わるんですね。
で、そのままだと糸森に隕石が降ってきてヒロイン三葉もろとも街は滅んじゃうんですが、それを回避するために瀧君が選ばれたと。
気になったのは瀧君が選ばれた理由ですね。なぜ瀧君ではならなかったのか。そもそも瀧君でなければならなかったのか。
三葉がヒロインである理由は、宮水の血を引いているという一点ですね。三葉の母もおそらくは入れ替わりかなにかしら不思議体験を経験しているはずですね。これは三葉の父親が「妄言は宮水の血筋か」というようなことを言っていたことからの憶測ですが。
宮水神社は糸森を守るため、巫女に何かしらの不思議パワーを与えているのだと思いますね。その巫女がヒロインであるのは妥当ですね。
さて一方瀧君です。瀧君は平凡というには絵が上手すぎますが、ぼちぼち平凡な男子高校生として描かれていますね。そんな平凡な男子高校生がたまたま選ばれたとかそんなの僕は求めていないんです。なぜ瀧君が選ばれたのか。それが気になって仕方がない。
一つは記憶の糸森の景色を絵におこす特技があったことでしょう。でもこの特徴に唯一無二性はないですね。
二つ目は三葉ちゃんが東京のイケメン男子の人生を望んでいたことでしょう。でもこれは瀧君の要素の一つで、必要十分ではないですよね。
次は……なにかあったかな、思い出したら追記します。
実際に三葉ちゃんに会おうと糸森の方まで行くような行動力を持っているというのもあるかもしれないですが、あのへんは宮水パワーが瀧君に行動を起こさせたんだと思うんですよね。糸森救った後は記憶消してポイしてるあたり、道具としていいように使う宮水さんマジパネーっす。
さて暫定での僕の中での結論なんですが、瀧君が選ばれた理由は本当にただの偶然で、むしろそれ以外の人もたくさん選ばれた世界線があったけれど、うまくいったのは映画の世界線だけって感じです。
宮水パワーが時間を超越していることからも、世界線的な考え方は使っても良いと思うんですよね。
お前たまたま選ばれたとかそのなの求めていないって言ってたやんけって思われるかもしれませんが、暫定と書いた通り未だ完全に腑に落としているわけじゃないんですよね。もしキレイなストーリーがあればぜひご教示くださいませ。いやほんとに。
ちなみに僕は君の名は。は大好きですので。念のため。
そのうち「ここさけ」とか「バケモノの子」についても書きますね。